1分で読める!赤ワインの基本・おいしい飲み方を最短で解説

赤ワイン

赤ワインの基本知識

赤ワインは、黒ブドウを潰して、果汁だけでなく皮や種も一緒に発酵して造られます。赤ワインの色素は、黒い皮の部分に由来しています。ブドウの皮に多く含まれるアントシアニンやタンニンが溶け出して、赤ワインの色と風味が生まれるのです。味わいの特徴によって3つの種類に分けられます。

・フルボディ
濃厚な香りと味わいで、色が濃く渋みもしっかりしています。どっしりとした重厚感があります。

・ミディアムボディ
渋み、酸味、香りのバランスが良く、フルボディとライトボディの中間くらいの色と味わいです。

・ライトボディ
色が薄く、渋みが少ないのが特徴です。軽やかで口当たりが良く、初心者にも飲みやすいです。

おいしい飲み方と合うおつまみの組み合わせ

赤ワインは、種類によって飲む時の適温が異なります。

赤ワインの重さ 適温
重め 15~18℃
軽め 10~15℃

重めで渋みが強い赤ワインの場合、冬なら常温で、夏場なら飲む前に30分ほど冷蔵庫で冷やすくらいがちょうど良いでしょう。軽めの赤ワインの場合、飲む前15分前くらいに冷蔵庫から出しておくのがベストです。

ワインとおつまみや料理を合わせる時は、色・ボディ・風味によって合わせると失敗が少ないです。

脂肪分が多く、こってりとした味付けの料理には、色や香り、渋みもしっかりとしたフルボディかミディアムボディがおすすめです。ビーフシチューやステーキ、ブルーチーズ等がよく合います。さっぱりとした繊細な料理には、明るい色で軽やかな味わいのライトボディを合わせると良いでしょう。生ハム、ラタトゥイユ等がよく合います。

赤ワインがおいしい産地・選び方

ジュン
世界には赤ワインのおいしい産地がたくさんありますが、中でも私が特におすすめするフランスの3つの産地をご紹介します。

ボルドー地方

フランスの二大銘醸地のひとつ。格付け第1級の「5大シャトー」と呼ばれるシャトーで造られるワインは、最も偉大なフランスワインとして世界に知られています。飲みごたえのあるフルボディが中心で、複数のブドウ品種をブレンドして造られるのが特徴です。

ボルドー地方にはじっくり熟成させるタイプの赤ワインが多いのですが、「シャトー・モン・ペラ」は買ってすぐでも美味しく飲めます。ワイン漫画「神の雫」に取り上げられて一気に有名になった人気の赤ワインです。

ブルゴーニュ地方

フランスの二大銘醸地のひとつ。小規模な生産者が多く、ピノ・ノワール単一品種で造られるのが特徴です。赤ワインの渋みが苦手な人は、ブルゴーニュ地方のワインから試してみると良いでしょう。

ローヌ地方

複数のブドウ品種をブレンドして造られる、コスパの良いワインが多数あります。パワフルで親しみやすい味わいが魅力です。ローヌ地方は、辛口評論家で知られるロバート・パーカー氏が高評価を付ける産地としても有名なので、パーカーポイント高得点と書かれたワインを選ぶのも良いでしょう。

フランス以外でも、イタリア、スペイン、アメリカ、チリ、オーストラリアなどにもおいしい赤ワインがたくさんあります。ぜひいろいろ飲み比べて、お好みの赤ワインを見つけてみてください。

美味しいフランスの赤ワインは通販で購入がオススメです。ぜひこちらの記事「フランスワイン購入はワイン通販がおすすめ?利用者の声を聞いてみた」もあわせてご覧ください。