ラングドック・ルーション地方・ラングドックワインの特徴
フランス南部に位置するラングドック・ルーション地方は、「フランスの新世界」と呼ばれ、カジュアルなお手軽価格のワイン産地として知られています。
典型的な地中海性気候ですが、西部エリアでは海洋性気候の影響も見られます。夏は雨が大変少ないため乾燥して暑く、冬は温暖で湿気が多いのが特徴です。
ラングドックワインは、まろやかでふっくらとした果実感があり、やわらかい飲み心地だと人気があります。
実はフランスで生産量が一番多いワイン産地は、ラングドック・ルーション地方で、フランスワインの約3分の1を占めています。約80%が赤ワイン、白ワインは10%、ロゼが14%です。
ちなみに、世界中のワインの約5%は、ラングドック・ルーション地方で造られています。
代表的なブドウ品種
ラングドック・ルーション地方では、多種多様な品種が栽培されています。
ここからは、ラングドック・ルーション地方の赤ワインと白ワインによく使われる、代表的なブドウ品種をご紹介していきます。
赤ワイン
● グルナッシュ
ラングドック・ルーション地方の赤ワインの主要品種です。
一般的に病気に弱い品種ですが、夏に吹く強く冷たい風によって乾燥するラングドック地方の気候に適しています。果実味が豊かで強い酸味とやわらかく穏やかなタンニンで、飲みやすいです。
● シラー
ローヌ地方原産のシラーは、ローヌと気候が似ているラングドック=ルシヨン地域圏で盛んに栽培されています。スパイシーな風味と濃厚な味わいが特徴で、力強さとコクのあるワインに仕上がります。
● カリニャン
スペインのアラゴン原産で、ラングドック地方ではグルナッシュに次ぐ栽培面積を持つ品種です。
グルナッシュやシラーとブレンドして使われることが多く、酸味と渋味、タンニンが強く感じられます。長期熟成にも向いています。
● ムールヴェルド
スペインのバレンシア州原産で、深みのある色調と締まったタンニンが特徴です。
ワインに骨組みを与える目的でブレンドに使用されることが多く、香りと味わいがしっかりした濃厚なワインに仕上がります。
白ワイン
● クレレット
南フランスの最も古いブドウ品種のひとつです。
グレープフルーツやリンゴ、白い花の香りがあります。フルーティーで、酸味は少なく上品な味わいで、後味には爽やかな苦味を感じます。
● グルナッシュ・ブラン
赤ワインに使われるグルナッシュが白ブドウに変異したものです。
酸化しやすいため、熟成には向いていません。
● ピクプール
ラングドック・ルーション地方の土着の白ブドウ品種です。しっかりとした酸があり、ミネラルも感じられます。
● ユニ・ブラン
イタリア原産とされる品種で、収量が高いことで知られています。
糖度が上がりづらく酸味が強いのが特徴で、柑橘系果実の香りがほのかに香る、フレッシュな味わいに仕上がります。
まとめ
ラングドック・ルーション地方は、フランス最大のワイン生産量を誇るエリアです。
気軽に飲める軽快でカジュアルなワインが多く造られているのが特徴ですが、近年では高級ワインも登場しています。
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